医薬部外品は医薬品より効かないのか?

医薬部外品の育毛剤は医薬品より効果が低いのか?

最近どうも生え際のあたりが気になりだしたので、育毛剤・発毛剤の類を求めてドラッグストアに向かったところ、あまりにたくさんの種類があり、目移りしてしまって、結局どれを買うべきか分からず、帰ってきてしまった、という方多いと思います。特に困るのが「医薬品」と「医薬部外品」という違いですよね。例えば、ドラッグストアだと「医薬品」は薬剤師からでないと購入出来ません。

テレビのCMで発毛剤のCMを見ると、最後にかかる商品が「医薬品」であることがさり気なく強調されたりしますので、わたしたちのイメージの中では、医薬品は医薬部外品より効果が高い、という図式があるのではないでしょうか。本当にそうでしょうか?このことを検証する前に、そもそも「医薬品」「医薬部外品」って一体なんでしょうか。

この医薬品と医薬部外品は薬事法で定められている違いなのですが、平たく言ってしまうと医薬品は病気を治療するために用いられるもの、医薬部外品は病気の予防のために使用されるものということになります。こうした違いゆえに医薬品は短期的な効果が見えやすい一方、副作用も出る可能性があります。ですから、医師や薬剤師の処方が必要になるのです。医薬部外品は副作用が出る心配がない一方、短期的な効果が見えることもない、ということになるでしょう。

では、こうした違いゆえに「医薬品」=効果高い、「医薬部外品」=効果低い、というふうに考えべきでしょうか?例えで考えてみましょう。皆さんが腰を痛めてしまったとします。検査の結果、椎間板ヘルニアということが分かりました。お医者さんからは直ちに手術をすることを勧められました。手術をすればすぐに痛みがとれる、ということです。では、これは手術が効果的な唯一の方法ということになるでしょうか。もちろん、そういうわけではないですよね。手術をすれば短期的な視点で見れば痛みが取れて効果がはっきり見て取れる可能性が高いということです。しかし、手術をしても完治しない方もたくさんいらっしゃいますし、逆に手術をしないで長期間、時間はかかるかもしれませんが、安静にするほうが体にあっているという方もいるでしょう。それで完治するする方もいるのです。

ですから、結局あなたがどちらを重視するか、ということになるでしょう。すぐに効果が欲しければ医薬品ということになるでしょうし、医薬部外品であれば、食事や生活スタイルに気をつけながら、長期的に発毛環境を改善していくというスタンスになるでしょう。医薬品だから効果がいかなる意味においても効果が高く、医薬部外品であれば効果が低い、という短絡的な図式は捨てて、自分のニーズにあった方法をセレクトすることが必要です。